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<title>若住職の気まま放談</title>
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<description>気ままに語ります、日記です。</description>
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<lastBuildDate>Sat, 15 Jul 2006 21:48:31 +0900</lastBuildDate>
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<copyright>copyright(c) 2006 kakujou</copyright>
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<title>正しい事でも</title>
<link>http://youkokuji.net/blog_2/displog/74.html</link>
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<![CDATA[ 
　先日、バスに乗っていると、一人のおじいちゃんが満員の狭い中をかき分け<br />
て前の方に移動してきました。その途中で、私にぶつかり、かなり強くぶつかっ<br />
てきたので、私は思わずおじいちゃんの方へ振り向きました。そしたら目線が<br />
偶然合ってしまい、凄い形相でにらまれてしまいました。私は少し気分を害さ<br />
れましたが、狭い中、人同士がぶつかることは珍しくないので、それ以上考え<br />
ませんでした。<br />
<br />
　そして、そのおじいちゃんはバスの先頭まで行き、席に座っている学生と思わ<br />
れる人の前にツカツカと寄って立ちました。そして「学生が年寄りが立っている<br />
のに何で席を譲らないんだ！」といきなり怒鳴りつけました。しかし、座っている<br />
人は無言で席を譲りませんでした。それに腹を立てたおじいちゃんは、ますま<br />
す怒鳴り続けましたが、完全に無視を決め込まれたので今度はバスの運転手<br />
に矛先を向けて、「何でもっと年寄りに席を譲れと言わないんだ！」と当たりま<br />
した。これにはバスの運転手も困った様子で、「モラルの問題で自主的なもの<br />
ですから」とすまなそうに言いますが、なかなか引き下がりませんでした。運転<br />
手も途中から聞き流して結局、そのおじいちゃんは席を譲ってもらえませんで<br />
した。<br />
<br />
　どうでしょう？おじいちゃんの言っていることは確かに正しい道徳です。では<br />
何故、こんなにおじいちゃんは不愉快な思いをしたのでしょう。それは、おじい<br />
ちゃんが周りの人を不愉快にしたからです。人の心には感情があります。いく<br />
ら正論を言われても納得するように話しかけてくれなければ、理解できたとして<br />
も納得できません。現に人にぶつかっても反対に、にらむような人に優しく接す<br />
るというのは、よほどの人格者でなければできないと思います。今回、人を説<br />
得する時の態度や言葉の重要性や難しさなど、あらためて感じた出来事でし<br />
た。<br />
<br />
今回は若い人が席を譲らなかったですが、ちょくちょくお年寄りに席を譲る若い<br />
子を見受けます。ですから、このおじいちゃんが言うほど、若い人のモラルが<br />
低いとは、私は思わないです。悪しからず、<br />
<br />
<br />

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<comments>http://youkokuji.net/blog_2/displog/74.html#comments</comments>
<pubDate>Sat, 15 Jul 2006 18:41:25 +0900</pubDate>
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