昨年ハーフマラソンに2回出て以来、もう大会に出るのはやめようと固く誓っていた竹中です。何もわざわざ参加費払って朝早くから遠出して走らなくても、家の周りを普通に自分のペースで走ってればいいじゃん、という考えです。
そんな私が、ふとしたきっかけで急きょフルマラソンに出走することになりました。いや、細かいいきさつはここで語るわけにはいきませんが、とにかく出ることになりました。これが決まったのが、レースの2週間前くらいでした。
これまで走った中で、最長記録は28km程度でした。これでいきなり42.195kmは厳しいという事は自覚していましたが、いかんせんトレーニングの時間もないし、その前の週にちょっと張り切りすぎて、膝に痛みを感じていたこともあり、ぶっつけ本番のチャレンジとなりました。
人の体は不思議なもので、一度経験した事は記憶しているんでしょうね。走り始めの頃、3km→5km→10km→15km→20kmと走る距離を伸ばしていったものですが、一度走ったことのある距離までは多少のブランクがあっても普通に走れるのですが、未知の距離に入ると途端に筋肉がガチガチになり、苦しさが押し寄せてきます。その理屈で行くと今回は、未知の距離に入ってから15kmくらい走らないといけないんですね。しかも今回は走る前からヒザの不安が。
電車を調べてみると、どうも始発で行かないと間に合わないらしい。というわけで朝4時半に起きて、5時半の始発に乗って2時間以上かけて会場入りしました。行きはまだいいけど、帰り、42.195kmを走り終えてからこの道のりを帰れるのかな~、と既に心はくじけ気味。そして、ジャージとジョギングシューズといういでたちも、朝早くならいいけど、午後に汗も引かない状態で都内をつっきって帰るのも気が引けるし。マラソン大会って、一人で参加すると着替えとか荷物とか、色々不便なんですよね。なので、極力荷物減らして手間がかからないようにしないとって感じです。